都心近くで手ぶら寄りに始めやすい一方、柳島は「駐車場」と「海風」が落とし穴になりやすいキャンプ場です。家族で泊まった実体験から、予約・持ち物・当日の判断ポイントをまとめます。
基本情報(公式情報まとめ)
- 正式名称:ちがさき柳島キャンプ場
- 公式サイト:https://www.yanagishima-camp.com/
- 住所:〒253-0063 神奈川県茅ヶ崎市柳島海岸1592-1地先
- 電話番号:0467-87-1385(受付 9:00~18:00、月曜は16:00まで)
- 休場日:火曜日(7月・8月・年末年始は除く)
- チェックイン/アウト:
- 日帰り:11:00/16:00
- 宿泊:13:00/10:00
- アクセス:
- 【車】新湘南バイパス 茅ヶ崎海岸ICから約3分
- 【電車】JR茅ヶ崎駅からバス「浜見平団地」下車 徒歩15分
- 地図:
- 主な設備:セットアップテントサイト、テントサイト、BBQ施設、グランピングサイト/温水シャワー、売店、レンタル品
- 主なサービス:手ぶらキャンププラン、有料ごみ回収、調理済み食材セット、花火スペース(受付前)
※掲載内容は訪問時点の情報です。最新の営業状況は公式サイトをご確認ください。
はじめに
- 予約:公式サイトの予約カレンダーを事前確認(繁忙期は埋まりやすい)
- 料金目安:セットアップテントサイトは繁忙期土日で1泊8,000円(変動あり)
- サイト:林間・ウッドデッキ、テント/タープ/マット設営済みで初心者向き
- 設備:トイレ・炊事場は清潔、売店とレンタルあり、温水シャワーあり
- 注意点:駐車場は早い時間に埋まりやすい/場内は根で凸凹の箇所あり
※料金・ルールは変更される場合があるため、最新は公式サイトでご確認ください。
湘南エリアで注目されるファミリー向けのキャンプ場「ちがさき柳島キャンプ場」。都心からのアクセスが良く、手ぶらで気軽に楽しめる点が初心者にも人気です。ここでは2025年6月と9月に家族3人(大人2人+4歳児)で1泊した実体験をもとに、サイトの環境や設備、周辺の利便性まで詳しくレビューします。
キャンプ場選びに迷う方は、こちらの記事もあわせて参考になります:【保存版】初心者が選ぶべきキャンプ場のポイント11選。
基本情報と利用状況
- 利用時期:2025年6月
- 宿泊数:1泊
- 同行者:配偶者・子ども(4歳)
- 交通手段:自家用車
- サイトタイプ:セットアップテントサイト
料金とサイト構成の概要
ちがさき柳島キャンプ場には、テントサイト・セットアップテントサイト・ログキャビン・宿泊棟・グランピングサイトなど、いくつかの宿泊スタイルがあります。テントサイトは1区画あたり定員5名・全29区画が基本で、ファミリーでも利用しやすい規模感です。
我が家が利用したのは、林間のセットアップテントサイトで、繁忙期の土日1泊で8,000円でした。テントとタープ、マットがあらかじめ用意されているため、テント一式を持っていない初心者でも「自分たちでキャンプしている感覚」を味わえるのが魅力です。
料金はシーズン・曜日・宿泊スタイルによって変動するため、最新の金額や空き状況は公式サイトの「ご利用案内」や予約カレンダーを必ず確認してください。
林間のセットアップサイトで落ち着いた滞在
宿泊したのは林の中にあるセットアップテントサイト。木立に囲まれて直射日光を避けられ、風も和らぎます。テントはウッドデッキの上に設置され、タープも事前に張られており、雨天でも安心。地面は土で水はけも悪くありませんでした。
料金は繁忙期の土日で1泊8,000円。レンタルテントよりは高めですが、自分で設営する手間を考えると割安に感じます。グランピングほどの豪華さではありませんが、“キャンプらしさ”を味わえるバランスの良いプランでした。
テント内にはマットが備え付けられており、持参分を使わず快適に就寝できました。寝心地にこだわりたい方は薄手マットを重ねても良いでしょう。参考記事:初心者向け|マットの選び方と注意点。
清潔な水回りと、最小限装備でも困らない環境
トイレや炊事場はサイトから50~100mほどの距離にあり、清掃が行き届いて清潔感がありました。電源はありませんが、タープとマットが揃っているため、必要最低限の装備でも十分過ごせます。
タープに不慣れな方は、こちらをチェックしておくと安心です:初心者向けタープの選び方とおすすめ|テントだけでは足りない快適空間づくり。
焚き火・売店・レンタルの使い勝手
焚き火は直火禁止ですが、焚き火台を使えば可能です。煙も林の効果で流れやすく、快適に楽しめました。売店にはアイスやオリジナルグッズに加え、調理済みの食材セットがあり、焼くだけで一品完成する便利さが助かりました。
レンタル品も充実しており、今回は寝袋を1つ借りるだけで済みました。購入とレンタルの目安を知りたい方は、初心者向け|寝袋の選び方ガイドをご覧ください。
周辺環境と利便性
キャンプ場から車で数分の場所に道の駅「湘南ちがさき」があります。駐車場は普通車160台程度ですが、土日や休日は満車に近く、金曜でも混雑している様子でした。訪問時期は夏の終わり、店内をひと通り見たものの、大々的な「BBQ用品コーナー」を確認するには至りませんでした。探せばあった可能性はありますが、キャンプ用品を“メイン”に買いたい場合は他の選択肢も念頭に置いたほうが安心です。
店内には魚介の冷蔵ケースがあり、マグロ漬けなどの海鮮系は一定の品揃えがありました。一方で、肉類や冷凍海鮮のラインナップは限定的で、キャンプ用の食材をここだけでまとめて揃えるのはやや難しい印象です。
食材の主要な買い出し先としては、道の駅だけでは十分とは言えず、近隣のスーパー「たまや 浜見平店」や、「ロピア 茅ヶ崎店」を視野に入れておくと安心です。
また受付には近隣温泉施設の案内があり、割引が受けられるのも便利。キャンプ後の立ち寄り先としても魅力です。
夜の雰囲気と過ごし方
夜は林間のため頭上の開放感は少なく、星空観察には向きません。海辺に出れば視界は開けますが、周辺は街灯が多く、満天の星を望むには難しい環境です。
その代わり林に囲まれた静けさがあり、焚き火を囲む時間に集中できます。
子ども連れでの安心感と注意点
遊具はありませんが、昼間は砂浜が最大の遊び場。潮だまりで小魚やカニを探すのは良い体験になります。
場内の地面は木の根でデコボコしている箇所があり、歩行時やワゴン利用時は注意が必要です。ただし車はサイト横まで入らない構造なので、場内の安全性は高く、小さな子ども連れでも安心できました。
実際に感じたメリット・デメリット
実際にファミリーで1泊してみて感じた、ちがさき柳島キャンプ場の印象を簡単にまとめると次のようなイメージでした。
- メリット
- 都心から近く、アクセスが非常に良い(渋滞しても体力的な負担が少ない)
- 林間のセットアップサイトは直射日光を避けられ、夏場でも比較的過ごしやすい
- テントやタープが設営済みで、初心者でも「準備に追われず滞在を楽しめる」
- トイレ・炊事場が清潔で、子ども連れでも利用しやすい
- 海まで歩いて行ける距離で、砂浜遊びや磯遊びも楽しめる
- デメリット
- 林間サイトのため星空観察には不向き(夜は静けさ重視の方向け)
- 駐車場がややタイトで、週末は早い時間にほぼ埋まる印象
- 場内の動線とサイトが近く、場所によっては人の行き来が気になることがある
- 電源サイトではないため、電気毛布などを使いたい場合はポータブル電源が必須
気になった点と注意事項
駐車場はチェックイン開始から1時間ほどで満車に近く、14:00到着時には空きがわずか。奥の区画は狭く、転回に注意が必要でした。荷物運搬用リアカーは15分交代制で、混雑時はやや慌ただしい印象です。
また場内の動線上にテントサイトが隣接している箇所もあり、散策時に生活空間が近く感じることも。立地的には大きな道路に近いため、夜間にバイク音が聞こえる可能性もあります。
ちがさき柳島キャンプ場はこんな人におすすめ
実際に利用してみて、「特に相性が良さそう」と感じたのは次のようなキャンパーでした。
- テントを持っていない、または設営に不安があるキャンプ初心者のファミリー
- 自宅からあまり遠くない場所で、お試しキャンプをしてみたい首都圏在住の方
- 海遊びとキャンプをセットで楽しみたい家族(砂浜や磯遊びが好きな子ども)
- グランピングほどの豪華さよりも、「自分で焚き火や料理を楽しみたい」人
逆に、
- 夜は満天の星空をじっくり眺めたい
- 車をサイト横まで乗り入れたい
- 電源サイトで家電をフル活用したい
といったニーズが強い方には、他のキャンプ場のほうが合う場合もあります。同じ首都圏で電源サイトや乗り入れ可能な施設を探す場合は、BOSCOオートキャンプベースのレビューなども比較材料になります。
よくある質問(Q&A)
海風はどれくらい強いですか。タープは張れますか
海沿いのため、日によっては風が抜けやすいです。特に夕方以降や天気が崩れる前は体感が上がりやすいので、風が気になる日はタープは無理に張らず、テントの固定を優先したほうが安全です。張る場合でも低く・小さく、張り綱は風上側を優先して、様子が悪ければ先に畳む判断がラクになります。
駐車場はどの時間帯に埋まりやすいですか
混雑日は、チェックイン開始から早い時間に埋まりやすい印象です。到着が遅くなるほど空きが少ないので、車の出し入れや荷物の上げ下ろしをラクにしたいなら早め到着が無難です。ピーク期は「到着時点で空きが少ない」前提で動線を組むと失敗しにくいです。
セットアップテントサイトは何が用意されていますか。持ち物は何が必要ですか
セットアップテントサイトは、テントとタープ、マットが用意されているため、設営負担がかなり減ります。一方で、寝具(寝袋)や照明、調理道具、食器類は別途必要になることが多いので、予約プランの案内とレンタル内容を事前に確認するのが確実です。迷う場合は「寝袋」「ランタン」「最低限の調理セット」から優先すると揃えやすいです。
海(砂浜)遊びはできますか。子ども連れで注意する点はありますか
砂浜が近く、潮だまりで小魚やカニ探しなどは楽しめます。子ども連れでは、海沿い特有の風で砂が舞う日があるため、ゴーグルや帽子、羽織りものがあると快適です。また、場内は木の根で凸凹の箇所があるので、暗い時間帯は足元に注意し、ワゴン利用時もゆっくり通るのが安全です。
電源はありますか。寒い時期の対策はどうすればいいですか
サイトによって電源の有無が異なるため、利用予定のサイト種別で事前確認が必要です。電源がない前提なら、寒い時期は「服装のレイヤリング」「寝具の保温」「湯たんぽ・カイロ」などで組み立てるのが現実的です。電気毛布などを使いたい場合は、容量に余裕のあるポータブル電源があると安心です。
まとめ:手軽さと“キャンプらしさ”のバランスが良い
設営不要のセットアップテントサイトは、豪華なグランピングではなく、焚き火や自炊の余地を残す“ちょうど良い距離感”。都心からのアクセス、海の近さ、必要十分な設備――初めてのファミリーキャンプにも安心の環境でした。
次は磯遊びにもっと時間を割き、焚き火もじっくり楽しみたい――そう思わせてくれる滞在でした。

