※本記事は、作品に登場するギアや料理に関するネタバレを含みます。
2025年夏アニメとして放送が始まった『ふたりソロキャンプ』。第1話は物語の導入らしく、シンプルな構成ながらソロキャンプの空気感を丁寧に描いていました。本特集では、ソロキャンプの基礎をおさらいしつつ、作中に登場したギアや料理を手がかりに「これから始めたい方」に必要な情報を整理します。
ソロキャンプとは
ソロキャンプは、ひとりで自然の中に滞在し、設営・調理・撤収までを自分のペースで楽しむスタイルです。荷物をコンパクトにまとめやすく、気分や天候に合わせて自由に過ごせる点が大きな魅力です。いっぽうで、準備から片付けまでを一人で担うため、計画性と安全管理が欠かせません。
装備は「軽量・最小限」に振るか、「快適性」を優先して余裕をもたせるかで方針が変わります。どちらを選ぶにせよ、サイト設営や照明、火の扱いは基本から押さえておくと安心です。照明配置の考え方や眩しさ・虫対策は、ランタン配置と光害対策の記事も参考になります。
第1話に登場した主なギア
OBEST ソログリル 焚き火台
コンパクトでソロに扱いやすい焚き火台が登場しました。軽量・簡単組み立て・携行性の三拍子で、初めての一台としてもイメージしやすいモデルです。焚き火台選びの視点(直火可否・サイズ・片付けやすさ)は、基礎からまとめた焚き火台の選び方をご参照ください。
ファイアスターター(ブランド不明)
火起こしの要、ファイアスターターも印象的でした。初心者の方は火花量が安定するマグネシウム系やフェロセリウム系を選ぶと扱いやすいです。薪の組み方・火の育て方は、焚き火が長持ちする薪の組み方で実践ポイントを確認していただくと失敗が減ります。
第1話で作られた料理
ビア缶チキン(簡易レシピ)
丸鶏にビール缶を差し込み、立てた状態で間接焼きにする豪快レシピ。外は香ばしく、中はジューシーに仕上がるのが特徴です。調理器具や耐熱手袋、温度管理の基礎はキャンプ料理の道具選びにまとめています。
- 丸鶏(1〜1.5kg)の水気を拭き、塩・胡椒・好みのスパイスを全体に擦り込む。
- 半量のビールが入った缶を鶏の腹に差し込み、立てた状態で保持。
- 焚き火または炭火の間接焼きゾーンでじっくり加熱(約60〜90分、中心温度75℃目安)。
- 表面がきつね色になったら火から外し、数分休ませてから切り分ける。
直火・火加減・煙の逃し方は環境次第で変わるため、無理をせず段階的に温度を上げるのがコツです。火の扱いと後片付けは、焚き火の基本と注意点 をご確認ください。
ソロキャンプの注意点
自由度が高いぶん、全工程をひとりで担うソロでは安全管理が要です。焚き火の完全消火、動線上のギア放置を避ける、夜間の冷え対策、電波状況の確認、そして出発前に行き先と予定を家族へ共有しておくことを徹底してください。
救急セット・予備バッテリー・ホイッスルなど、最低限のリスク対策も携行をおすすめします。
撤収とお手入れの流れは、実践編の撤収の教科書|乾燥・泥汚れ・時短パッキングが参考になります。
女性ソロキャンパーの注意点
防犯配慮として、人目が無い場所は避け、管理棟に近いサイトやファミリー層の多い施設を選ぶと安心です。設営時は荷物配置で「単独」を強調しない工夫を。
夜間は照度を落としつつも視認性を確保し、周囲への光害を避ける配置にすると快適性とマナーを両立できます。
ソロキャンプ場へのアクセス
多くのキャンプ場は公共交通だけでは行きにくいため、自家用車が便利です。暗くなる前に到着できる計画づくり、駐車場やルートの事前確認をおすすめします。
車が無い場合は、送迎のある施設や駅徒歩圏のキャンプ場を選ぶと安心です。荷物は軽量・小型を意識すると移動の負担が減ります。
まとめ
ソロキャンプはハードルが高そうに見えても、基礎を押さえれば無理なく始められます。火の扱いと片付けを丁寧に、照明は雰囲気とマナーの両立を。
次回以降の特集では、作中ギアの実践レビューやレシピを掘り下げ、初めての方にも再現しやすい形でご紹介してまいります。

