撤収・片付け・帰宅後お手入れのコツ

森のキャンプ場で撤収作業をするキャンパー。オレンジ色のテントとタープの下で荷物をまとめ、ペグやハンマーなどの道具が整然と並んでいるイラスト。 キャンプの始め方

キャンプは設営から撤収までがひとつの体験です。撤収とお手入れを丁寧に行うほど、次回の準備が短時間で済み、ギアも長持ちします。

本稿では、初心者でも迷わない撤収の流れと、現地&帰宅後にやるべき要点をまとめます。


撤収の基本手順

出発の1〜2時間前から余裕をもって開始します。濡れ・汚れの拡散を防ぐため、乾いた物と濡れ物を分ける準備を先に整えます。

  • テント内の荷物を用途別(調理/寝具/小物)にまとめ、乾・湿で仕分け。
  • 使用頻度の低いギアから収納。最後まで使うタープ・グランドシート・清掃用具は残す。
  • テントは内外を軽く拭いてから畳む。タープは日除け・雨除けとして最終撤去
  • 泥や砂はその場で払う。収納袋は過度に汚さない。

雨天時はテントを一旦仮収納し、帰宅後に完全乾燥させる前提で袋詰めします。

タープは最後まで残し、作業中の日除け・雨除けとして活用します。詳しいタープの選び方は 初心者向けタープの選び方とおすすめ で解説しています。

撤収作業のタイムテーブル例

  • 出発2時間前:室内の荷物整理・乾湿仕分け/不要ギアの収納開始
  • 出発1時間30分前:小物・調理器具の拭き上げと収納/ペグの本数確認
  • 出発1時間前:テントの水切り・乾拭き→畳んで袋へ
  • 出発30分前:タープ撤収/サイト周辺の最終点検
  • 出発直前:ゴミ回収・消し炭処理・忘れ物チェック

効率よく片付けるコツ

  • 順序を固定:低頻度→高頻度の順に収納。チェックリストで抜けを防ぐ。
  • 仕分け袋を活用:濡れ物用の防水バッグ、ペグ・ロープ用の小袋を用意。
  • その場で軽清掃:乾拭き・泥払いのみ現地で。徹底洗浄は帰宅後に回す。
  • 車内保護:濡れ物はビニールやブルーシートで隔離して積載。

撤収時チェックリスト

  • ゴミの持ち帰りを確認(炭・灰は所定の方法で処理)
  • 焚き火・コンロは完全消火(触れても熱くない状態)
  • 落とし物確認(ペグ・ガイロープ・ペグハンマー)
  • サイトの清掃(来たときよりも美しく)

焚き火やコンロは完全消火が必須です。薪の組み方や火の持たせ方は 焚き火が長持ちする薪の組み方 も参考になります。

帰宅後のお手入れ

帰宅したら最初に完全乾燥を優先します。乾燥→汚れ落とし→再乾燥→保護→収納の順で行うと効率的です。

  • テント・タープ:風通しのよい場所で全面乾燥。泥は柔らかいブラシや濡れ布で除去。
  • ポール・ペグ:水洗い→乾拭き。錆対策に水分を残さない。
  • 寝袋・マット:陰干しで湿気を飛ばす。寝袋は表示に従ってケア。
  • 調理器具:油汚れ・焦げを除去し、完全乾燥後に収納。
  • 収納場所:風通しの良い場所を選び、防湿剤を併用。

帰宅後は濡れたテントや寝袋をしっかり乾燥させましょう。秋口は特に冷え込みが強いため、 秋キャンプの防寒対策とおすすめ装備 も参考に、衣類・寝具の湿気対策を見直すと安心です。

よくある失敗と対策

  • 濡れたまま収納してカビ → 帰宅後すぐに展開し、完全乾燥させてから収納。
  • ペグの紛失 → 現地で本数確認。予備袋を用意し、使用後はまとめて収納。
  • 収納袋の破損 → 片付け時に破れを点検。早めに交換して次回のトラブルを防止。

まとめ

撤収・片付け・お手入れは次のキャンプの快適さを左右します。乾湿の仕分けと順序立てた作業、帰宅後の完全乾燥と清掃を習慣化すれば、準備時間は短くなり、ギアも長持ちします。

自然への配慮を忘れず、気持ちよく次のアウトドアへ向かいましょう。

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